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2024年2月開講講座

資本論学習会

古典読書会『空想から科学へ』

 ソシラボ『資本論』学習会では、K.マルクス『資本論』第1巻の講義をおこなっています。。
 産業革命以降、市民社会の運動原理となっている資本主義は、莫大な富を生産する力をもちつつ、その富が少数の人びとのものになり、貧困格差を生み出すと共に、大量失業や恐慌といった現象をいまも引き起こしています。どうして、まじめに働いても、豊かさを感じられる社会にならないのか、その秘密を法則として捉えます。

 講義はレジュメを使った講義方式で行います。

 毎月 第2、第4水曜日、20時30分〜22時

 ソシラボ古典読書会2では、F. エンゲルスの『フォイエルバッハ論』を教材に、産業と科学の発展を通じて、近代の社会思想が、形而上学から弁証法へ、観念論から唯物論へと発展し、自然、社会、精神世界をふくむ人間の思考が科学に基づいて発展してきた過程を検討します。
 当時の、科学的なものの見方、考え方の基礎を学ぶとともに、自然の弁証法、社会発展の唯物論的理解についての基礎を学びます。

文献を精読して、みんなで議論してすすめる読書会型の講義です。

毎月 第1、第3火曜日、19時〜20時

古典読書会『帝国主義論』

『現代資本主義と資本・賃労働関係』学習会

 ソシラボ古典読書会1では、V. I.レーニンによる『帝国主義論』を教材に、20世紀以降の資本主義社会が新たに迎えた独占資本主義という経済段階の下で、生じた社会変化を捉えることを目的に学習します。独占資本主義の下では、大企業中心の社会が生まれ、中小企業や労働者の所得が抑制され、社会的な消費がおさえられるため、大企業は国家と癒着し、金権政治がまかりとおるようになり、また、海外市場を目的に、海外への進出を図るようになります。大企業の利益のために植民地化や戦争が繰り返されるようになった帝国主義の時代をつくり出すのです。これは、現在のウクライナ問題や中東等の紛争の背景を考える上で必要な視点です。講義では現代社会の法則を学び、戦争のない社会、抑圧や貧困のない社会をどのようにつくるのかを考えます。文献を精読して、みんなで議論してすすめる読書会型の講義です。

毎月 第1、第3火曜日、20時30分〜22時

『帝国主義論』読了後は、『反デューリング論』の読書会を検討しています。

 ソシラボ『現代資本主義と資本・賃労働関係』学習会では、拙著にもとづいて、第2次世界大戦以降の現代資本主義における資本・賃労働関係について学習します。
 労働者の利益を守るはずの労働組合が、財界とフレンドリーに、賃上げや処遇改善といった労働者の要求に背を向け、活動的な労働者に対して企業といったいとなってハラスメントを行うといったことは希ではありません。また、これは日本だけの現象ではなく、世界中でみられることです。
 特に、日本は長時間、過密、低賃金状態であり、ブラック企業・カローシといった言葉が海外で通用するようなとんでもない状況にあります。そのような社会現象が生じる理由を法則的にとらえます。


毎月 第2土曜日、10時〜12時
※ 11月は第3土曜日に開催します。

目次

ドイツ語講座

ツヴィンガー城、ドレスデン

ドイツ語講座は、に、ドイツの新聞・雑誌やその他メディアから文章を取り出して生きたドイツ語を読み解く内容になりました。
実際の記事などを読み解くのはなかなか大変ですが、頑張れば力がついてきそうです。

これまでは、

小話のジョーク
イタリアへのチュニジアからの不法移民にたいするEUやイタリア政府についての報道記事
ドイツの東西における難民受入についての世論の変化
ヨーロッパ統合の歴史的文書
に関する文章をとりあげてきました。

これからどんな分野を取り扱うのか楽しみです。

日時 隔週日曜日10時30分〜12時00分 ※ 2月4日は13時30分から。

会場 鹿児島市勤労者交流センター(中央駅前のイーオン7階よかセンター)や、その他の公共施設で開催します。

ところで、1989年のベルリンの壁崩壊以降のグローバル化とは何かについて解説したのが、朝日吉太郎編著『グローバル化とドイツ経済・社会システムの新展開』文理閣、2003年です。現在の欧州のグローバル化については朝日吉太郎編著『欧州グローバル化の新展開』文理閣、2015年が参考になります。コロナ禍・ウクライナ紛争など2020年代の欧州のグローバル化については、著作を計画中です。

2024年2月の時間割

料金

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講座名社会人(1回:税込み)学生・高齢者・その他
『資本論』学習会1000円(月2000円)500円(月1000円)
古典読書会1レーニン『帝国主義論』
➡マルクス『賃金・価格・利潤』
1000円(月2000円)500円(月1000円)
古典読書会2『フォイエルバッハ論』
➡『反デューリング論』
1000円(月2000円)500円(月1000円)
『現代資本主義と資本・賃労働関係』読書会1000円(月1000円)500円(月500円)
ドイツ語講座2000円(月4000円)1000円(月1000円)
料金一覧

受講予約

メールでのお申し込み : info@soscilabo.com

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この記事を書いた人

管理人の朝日です。
ソシラボの代表として社会問題で悩む人々のお悩み解決に向けて、色々な講座を開いています。関西出身だけど、鹿児島大好きで、鹿児島をよくしたいと思っています。

短大の退職を機に「社会科学研究室ソシラボ」を立ち上げました。ソシラボは、社会を学び考えるセミナーとドイツ語・ヨーロッパ文化教室、就活生支援「名山塾」を運営してます。
これらの学びを支える書籍の執筆も行っています。

どうぞ、よろしくお願いします。

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