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『資本論』学習会

『資本論』学習会

2021年11月から続いた長期講座、『資本論』学習会が2022年9月で終了しました。 2022年の10月から、『資本論』第1巻を用いた講義を新たに開催しています。 この機会に、マルクスの『資本論』をご一緒に学習してみませんか。

『資本論』とは

ベルリン マルクス・エンゲルス広場

1867年、カール・マルクスによって1冊の本が出版されました。それが『資本論』です。

『資本論』は私たちが住む資本主義社会の中心となる運動が、資本の運動であることを明らかにし、資本の運動が資本主義社会を飛躍的に発展させること、しかし同時に、その発展が貧困、格差、失業、労働苦を生み出すことを明らかにしました。この弊害はなくなるどころか、拡大している状況です。

なぜ、そうなのか。運命だとあきらめることなく、状況を変えるには、その原因を取り除く必要があります。『資本論』は、資本主義がもたらす否定的な現象を根本からとらえて、それを克服し、新しい社会システムを考えるための科学の書として、多くの言語で訳され、世界のベストセラーとなってきました。

そして、その基礎理論は、資本主義が発達し、高度で複雑になった今日でも有効です。

講義では、マルクスの科学的な方法をしっかり視野にいれながら、『資本論』が今の社会の在り方に投げかけている諸論点を深めていきたいと思います。

講座のご案内

【テキスト】 最新訳の カール・マルクス『資本論』新日本出版社をお勧めしています。 そのうち第1分冊〜第4分冊が第1巻の内容になります。

【開催日時】 毎月、第2週と第4週の水曜日20:30-22:00 90分。

【講座形態】 Zoom会議を利用したリモート講義で行います。

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