このページはプロモーションが含まれています。

9月の開講科目

ソシラボ社会科学セミナーの2022年9月の開講科目

ソシラボの2022年9月の開講講座のご案内です。
日程表をご確認の上、下の予約システムよりご予約下さい。

見出し

< 基礎クラス >  名山教室

1週〜2週 核兵器禁止条約を考える

2021年1月22日、画期的な国際条約が作られました。世界から核兵器を廃絶するための条約「核兵器禁止条約」です。それから1年半、核兵器禁止条約に参加する国が増えています(署名86ヵ国・地域、批准65ヵ国・地域-2022年6月20日現在)。

2022年6月21〜23日ウィーンで開催された核兵器禁止条約第1回締約国会議は、ウィーン宣言を発表しました。宣言によれば、今日核戦争の危機は少なくなるどころか、依然として9ヵ国が1万3000発の核兵器を保有し、その中には、核兵器の利用をほのめかし、人々を威嚇するような発言が増えつつあります。宣言は、核兵器の使用といった悲惨な事態を回避するために、国際世論がそれに対抗し、核兵器の存在自体を無くすこと、無くすまで使わせない、使用の威嚇をさせないことを要求しています。

平和があって私たちの暮らしがあります。核兵器廃絶をめぐる情勢について、核のない世界を作るために何が必要なのか、ご一緒に考えたいと思います。

3週〜5週 物価高騰を考える

ウクライナ戦争をきっかけに、エネルギー資源、食料問題が深刻化しており、経済がピンチです。石油や食料品がずいぶん値上がりしています。価格上昇が下火になるといった予想はなく、秋以降の原料価格上昇を製品価格に転嫁しにくい中小業者や、物価上昇に対応するのが困難な私たちの消費生活はますます厳しくなります。いろいろな工夫も必要ですが、対象方法はなかなか見つかりません。

それなのに、日銀は物価上昇を引き起こす低金利政策をつづけており、急激な円安と輸入品の高騰、高インフレーションが続くことに。これは、なぜ?。
岸田内閣の「新しい資本主義」の行き先は、袋小路になっているのでしょうか?
日銀、黒田総裁の生活感覚が庶民と違いすぎる?
メディアでも色々いわれていますが、ご一緒に考えてみませんか。

< 応用クラス >  名山教室

1週〜2週 日本の働き方は非効率?

現在イギリスやスペインなどの欧州諸国の中では、労働時間の短縮によって働く集中度が上がり、発想の転換になったりすることで、一週間の労働を30時間に短縮したらどうなるかを調べる、国境を越えた実験が行われています。

一方、効率のよい働き方ではなく、労働時間の長さを生産性と勘違いしている日本の企業社会では、働き方改革と言いながら、残業だけで過労死ライン一月100時間まで働くことが容認され、さらに、高所得者には残業代を支払わないといった、制度が導入されています。その制度に対象になった人たちのうち、知らないうちにその対象にされていたという人も少なからず存在します。

上司が残業代をもらわずいつまでも残業している職場では部下が定時退社しにくい環境となり、残業手当の支給対象でなくなる高給取りの職員(エグゼンプションの対象です)以外の労働者にも受難は降り注ぎ、また、企業社会全体にも大きな影響を与えるだろうと、指摘されています。

世界に逆行する日本の労働環境はどうして作られているのでしょうか、何か、対策はないのでしょうか。日本の企業社会の闇を作り出している原因を考えます。

3週〜5週 男と女の問題を考える 

「選択的男女別姓に反対」「避妊中絶に反対」「ジェンダー問題の取り組みに反対」など保守系議員の反対の裏側に、特定宗教団体のロビー活動の影が、といった報道がなされました。

世界経済フォーラムの『世界男女格差報告書』2022によると、日本の男女平等は146ヵ国中116位と、とんでもない地位にあるとの報道もなされています。

どうして保守系議員がこのような問題に抵抗しようとしてきたのでしょうか。特定宗教団体から選挙応援をして欲しいから、だけがその目的でしょうか?

社会科学では、そういうことをすると「誰が得をするのか」、とくに経済的利益を被るかを考えます。そうすると社会の構造と運動の中からその本当の理由が見えてくるのです。

実はその背景には、女性の経済的地位を押さえつけることで利益が発生する社会構造があります。講義では、日本経済・社会が海外と比べて特異な構造を持っており、そのために男女格差が大きく生まれやすくなっているのです。問題発生の理由とその改善のために何が必要かを検討します。

< 古典読書会 >  Zoom教室

第1・第3 水曜日 20:30-22:00 F. エンゲルス『フォイエルバッハ論』 

< 資本論学習会 > Zoom教室

第2・第4 水曜日 20:30-22:00 『資本論』第1部第7篇 資本の再生産過程
※9月で資本論第1巻の学習会を終了します。

※10月以降、新しい『資本論』入門講座を開催します。
『資本論』第Ⅰ巻を初めから、資本主義社会の法則の基礎をゆっくりと学習していきます。

< 自主ゼミ >   Zoom教室

毎週 月曜日 21:00-22:00 参加者がニュースなどを材料に自由に語る無料のゼミです。
9月19日の休日はお休みです。

< ドイツ語 >   名山教室

毎週 日曜日 10:30-12:00 入門〜中級クラスのドイツ語です。

9月の開講クラス日程表

クラスへの参加をご希望の方は、下の予約フォームシステムをご利用下さい。

2022年9月日程 (基礎クラス、応用クラス)




2022年9月日程(ドイツ語、自主ゼミ、古典読書会、資本論学習会)

9月19日・23日は、休日で、ソシラボの業務はありません。ご了解下さい。

ご予約システム

社会科学セミナーおよびドイツ語・ヨーロッパの社会と文化関連の講義の予約システムです。
上記の「日程」をご確認の上、ご希望の日付・時間をクリックして下さい。


ご注意

先着順で定員になりましたら、締め切らせていただきます。
キャンセルをされる場合は、講座開催の前日までに info@socilabo.com へメールにてご連絡下さい。
講座当日のキャンセルや欠席は100%の料金をいただきます。

ご注意ください。