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古典読書会

古典学習会

ソシラボ古典読書会のご案内です。 ソシラボでは、Zoom教室を利用して、社会科学の古典の読書会を開催しています。 近代資本主義の発達とともに社会問題も発達し、人々がその解決を求めるようになると、社会科学も大きく発達してきました。

読書会では、社会科学の古典をテキストに読書会を開催し、当時の社会科学が何と格闘して何を明らかにしようとしていたかを検討しながら、今日の社会を検討する上で得られる学びについて、みんなで討論し合っています。 社会科学を学び始めた方にも、もうしっかり学んだという方にも、非常に役に立つと思います。 

『フォイエルバッハ論』で科学的社会主義の世界観・思考の法則を学ぶ

2022年9月から、旧テキスト『空想から科学へ』に代わり、新テキスト『フォイエルバッハ論』を使った哲学の読書会が始まりました。 

哲学というと、ちょっと難しそうですね。

多くの人が哲学を道徳・倫理についての学問だと思っています。 確かに哲学の始まりには倫理学との見分離なところがありましたが、哲学はやがて世界(宇宙や心の中を含む森羅万象)の成り立ちや、思考の方法とは何かを明らかにすることがその主な役割となります。

つまり、世界はどういう構造を持ち、どう運動し、どうなっていくのか、その世界を捉えるために物事はどのように見てどのように考えル必要があるのか。難しそうですが、面白そうでしょう?

フリードリヒ・エンゲルス著の『フォイエルバッハ論』は、その中でももっとも分かりやすい入門書の1つとして、古典的な名著とされています。

フリードリヒ・エンゲルス

著者のエンゲルスは、そのような森羅万象を人間がどのように捉えようとしてきたかを、古代ギリシャからの哲学の発展を振り返りながら、その後の科学の発展や社会の変化を踏まえつつ、説明します。

特に、近代に急速な発展をみたドイツ哲学、とくにヘーゲル哲学の合理性と非合理生を検討し、その問題点を明らかにします。

さらにヘーゲル哲学を克服しようとしたフォイエルバッハが主張した唯物論の正しさとフォイエルバッハの不十分さを示し、最終的にそれを克服した科学的社会主義の発展の過程を、しっかりと描いています。

哲学の歴史はこうだったのかと驚きがあったり、ヘーゲルの弁証法の合理性とヘーゲルの哲学大系との衝突、弁証法的唯物論の形成過程での議論などを通じて、世界の成り立ちとその運動、わたしたちが物事を考える際にどのように考えることが科学的なのか、そんなことを教えてくれています。

 

講座のご内容

【テキスト】 F. エンゲルス著『フォイエルバッハ論』(科学的社会主義の古典選書)、森宏一訳、新日本出版社、1320円。

(画像をクリックすると楽天BOOKにリンクします。)

【開催日時】 毎月 第1・第3水曜日の20:30〜22:00 90分

【講座形態】 Zoom会議を利用したリモート講義で行います。

【講義形式】 読書会やゼミでよく行われる輪読形式です。

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