ソシラボ社会科学セミナーの2022年8月の開講科目です。
< 基礎クラス > 名山教室
1週〜2週 核兵器禁止条約を考える
核兵器禁止条約に参加する国が増えています(署名86ヵ国・地域、批准65ヵ国・地域-2022年6月20日現在)。しかし、核保有国はこの条約にすぐすぐには賛同しようとしていません。日本は、核保有国ではないし広島と長崎に原子爆弾の被害を受けて原爆の非人道性をもっとも分かっているはずなのですが、政府はこの条約を批准しようとしていません。核兵器廃絶をめぐる情勢について、核のない世界を作るために何が必要なのか、ご一緒に考えたいと思います。
3週〜5週 物価高騰を考える
経済がピンチです。石油や食料品がずいぶん値上がりしています。その中で私たちの消費生活はますます厳しくなります。それなのに、日銀は物価上昇を引き起こす低金利政策をつづけており、急激な円安と輸入品の高騰、高インフレーションが続くことに。これは、なぜ?「新しい資本主義」の行き先は、袋小路になっているのでしょうか?ご一緒に考えてみましょう。
< 応用クラス > 名山教室
1週〜2週 働き過ぎって思わない?
「働くのは家族のため」という意識が強いドイツ人、Ⅰ週間の労働時間は、概ね35時間で残業無しです。フランスでも労働時間は法律で週35時間です。
一方で、働き改革といわれる一方で、OECDの統計でこれらの国々と比べると年間500時間余分に働いているのが日本人。でも実労働時間だと800時間ぐらい違うのではとも言われます。過労死ラインの残業月80時間を超えても働かなければならないのはどうしてでしょうか?その原因を探ります。
3週〜5週 男と女の問題を考える
「選択的男女別姓に反対」「避妊中絶に反対」「ジェンダー問題の取り組みに反対」など保守系議員の反対の裏側に、特定宗教団体のロビー活動の影が、といった報道がなされました。世界経済フォーラムによると、日本の男女平等は世界で116位と、とんでもない地位にあるとの報道も。どうして保守系議員が問題に抵抗しようとするのでしょうか。単に特定宗教団体から選挙応援をして欲しいから?
経済学では、そういうことをすると誰が儲かるのかを考えます。そうすると社会の構造と運動の中からその原因がわかるのです。
実はその背景には、女性の経済的地位を押さえつけることで利益が発生する社会構造があります。講義では、日本経済が海外と比べて特異な構造をもっているため、男女格差が大きく生まれるその原因を明らかにします。
< 古典読書会 > Zoom教室
第1・第3 水曜日 20:30-22:00 F. エンゲルス『フォイエルバッハ論』
※ 8月から『フォイエルバッハ論』が始まります。
< 資本論学習会 > Zoom教室
第2・4 水曜日 20:30-22:00 『資本論』第1部第7篇 資本の再生産過程
※9月で資本論第1巻の学習会を終了します。
< 自主ゼミ > Zoom教室
毎週 月曜日 21:00-22:00 参加者がニュースなどを材料に自由に語る無料のゼミです。
8月15日の休日はお休みです。
< ドイツ語 > 名山教室
毎週 日曜日 10:30-12:00 入門〜中級クラスのドイツ語です。
< 講演会 ヨーロッパとワインを語る夕べ > かごしま勤労者交流センター(よかセンター)中央駅前イーオン7F第4会議室
開始日時 8月12日 金曜日 17:00〜
講師: 竹内宏 鹿児島大学元教授
演題: 特別編「日本語書字システムの不思議 ローマ字アルファベットと比較して」
料金: 1,000円
(終了後、懇親会を予定しています。)
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8月の開講クラス日程表
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